カラーダイヤモンドの価値A
カラーダイヤモンドの価値A
ピンクダイヤモンドの見極め
ピンクダイヤモンドには、「天然ピンクダイヤモンド」 と
「人工処理ダイヤモンド」の2種類があります。
よく店頭などで見かける比較的安価なピンクダイヤモンドは、
人工処理されているものが大半です。
一般的には、ピンクダイヤモンドの価値は、色・重量で決められています。
というのも、貴重なピンクダイヤにとってはカット基準を高める為に重量を減らす事も、
(カットは、GOOD、VERYGOOD、EXCELLENTとグレードが良くなるにつれて
目減り分が増える傾向があります)めったな事ではしませんし、ピンクダイヤには、
内包物がつきものといわれているように、石の耐久性に関わるような内包物でもない限り、
そこまでは気にされないからです。
そのため、輝きや美しさを大きく損なわない限りは「良質」であるといわれます。
要は、どれだけ色がのっているかが命なのです。
「天然ピンクダイヤモンド」 にまとめられる色あい
ピンクであっても色合いによって大きく評価が違うので注意が必要
ピンクダイヤモンドは、基本的には「FANCY」以上の色合いが良いとされています。
ですが「ブラウン」や「オレンジ」がかったピンクは比較的に評価が低いので注意が必要です。
しかし、ブラウンがかっていて、鑑定書でブラウニッシュピンクと表記されていても、
一般的にはピンクダイヤである事には変わりないので、もちろんピンクダイヤとして売られています。
あと「パープリッシュ」という紫がかったピンクダイヤもみかけますが、
これに限っては、人気もあり一般的にも評価が高く、
普通のピンクダイヤよりも高くなる事もしばしばあるようです。
天然ピンクダイヤモンドはとても希少価値のあるダイヤモンドです。
そのピンク色は日本人の肌になじみやすく、とても人気が高い色となっています。
また、色彩心理学に基づくと、人はピンク色を見たり、身にまとったりすると
「女性は女性らしく、男性は思いやりを持った人」になれる効果があるといわれています。
理由は、人はピンク色を目にすると女性ホルモンの分泌が促されて、
攻撃性が抑えられるからなのだそうです。
とても希少で人気の高いピンクダイヤモンド。
是非あなたのジュエリーコレクションに迎えてみてはいかがでしょうか。